ツールド富士川

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甲府でロングライドイベントがあったので、行ってきました。

〜申込編〜

キャヘヒル終了後のぼく「エイドがたくさんあってユルユルこげるライドイベントに出たいなぁ。」

PCカタカタ

ぼく「ツールド富士川?ほほう。110キロでエイドが6個もある…」

ぼく「申し込もっと」

ポチッ

こんなノリで申し込みました。

コースや日程は確認しませんでした。

では、冷静になった今、コースのプロフィールを確認しましょう。

朝8時出走で、110km。獲得標高は1900mあります。

山岳ポイントが3つあります。身延山久遠寺と県道414号、あとは平林みさき耕舎です。

平均斜度が8%のクソ坂(平林みさき耕舎)が最後にあります。

なお、コースを確認したのは前日です。

詳しくはこちら(オギノパンに寄ってライドその2)

8:00スタートなので、4:30ごろ自走で出発すれば間に合う計画です。

【当日】

4:00

スマホ「リンリン!朝やで」

ぼく「眠すぎ。行くのだるい。」

4:20

スマホ「リンリン!いい加減起きろ!」

ぼく「これ、自走無理だな…」

そして、これである。

秒で諦めて輪行に(笑)

ご覧の通り、3℃でございます。

ほどなく、大月駅到着。

ぼく「しばれるほど寒い!」

さて、気を取り直し、かじかむ手で輪行の準備。

こうして、こうじゃ。

この輪行袋、優秀でめっちゃしまいやすいです。

今までオーストリッチの安くて小さくて軽いやつ使ってたけど圧倒的にやりやすいです。

多少かさばってもちゃんとしたやつ買ったほうがいいね…

さて、いざ出発。

車内のぼく「zzZ」

着いたぜ!甲府!

さて、ここから道の駅富士川まで自走です。

ちなみに始発で甲府着が7:00前なので出走の10分前とかに着く予定です。

ぼく「まぁ、ゆっくりいくべ。」

スイスイ〜と走りやすそうな川沿いのコースを選択。

ぼく「!!」

ぼく「めっちゃ走りやすい平地やん。盆地最高。」

このときはまだ、ツールド富士川もこんな感じかと期待してました。

そして、予定通り出走10分前に到着。

受付をして、荷物を預けて、トイレに行って列に並びます。

ぼく「あれ、意外と参加者すくな…」

ぼく「おっと、誰か来たようだ」

20人前後の集団が16集団ぐらいあったので、300強程度でしょうか。

まぁ、走り終わった感想からすると身延山久遠寺のクソ坂を登らせたり、最後の5キロも続く坂を登らせるコースで300人もよく集まったなって感じですね。

ファンライドにしてはちょっとコースがエグすぎましたね。

ワタシ的には全然楽しめましたが。

そんなこんなで、到着が遅くなったので15グループ(以下nGと表記)で出走。

エース栗原さんが一緒に出走です。

このひといかにも速そうな体しとるなぁ。(今中大介さんもだけど)

ゆるゆる漕いでいると…

隣のおじさん「お弁当、3種類あるらしいね」

隣のおじさんの知り合い「なんか、遅くなると選べなくなるらしいよ」

隣のおじさん「まじかー。エイド行ったときに残ってるかなぁ」

という、プロトントークを耳にしました。

ぼく「これはハイペースで集団をオーバーテイクするしかない!」

というわけで最初の上りでアタックです。

ぼく「こんなはずじゃなかったのに!!」

集団を2つオーバーテイクして13Gで1stエイドに到着。

1stエイドではほうとうとかくし最中。

緑茶なんかあると最高でしたね。

カテキンは脂肪燃焼を助けてくれるし。

まぁ、そんな悠長なことは言ってられないのでボトルに水を補給してすぐに出発。

幸い9Gの出走に間に合いました。

2ndエイドまではあと22km程度。コースプロフィールを確認すると1つ目のクライムがあります。

当時はまだそれが、身延山久遠寺のクソ坂とは知りませんでした…

下り基調のコースが続き

ぼく「ほっほっほ。余裕じゃ余裕じゃ。」

身延山「やぁ」

サポートライダー「これから登りでーす。」

ぼく「お、ここからが登りか。なんだ大したことないやん。」

サポートライダー「ここから先は無理せずに自転車押してもいいですよ」

ぼく「んな、大げさなー」

身延山「平均斜度14%やで」

ぼく「死ぬ」

まじでダンシングで時速5とか6でした。

もはや、押して走ったほうが速いのでは?

と脳裏に浮かんでは邪念を払いながら登りきりました。

思わず、最後の緩斜面で「登り終わったわ」と感じてしまいましたね。

多分それでも斜度6%ぐらいはあったんだと思う。

もう脚が馬鹿になってるので平地だと錯覚しました。

さて、こんなクソ坂をパスし、久遠寺到着。

みんながヒーヒー言っているなか、写真を数枚とってそそくさと降ろうと思ったら

スタッフ「グループでまとまって行ってくださーい」

スタッフ「では、ここらへんでグループ切りまーす」

目の前でグループを切り離されるぼく「oh…」

仕方ないのでそのまま9Gで久遠寺から出走

ずっと下りかと思いきやちょっとした登りがあったので

サポートライダーさんに「お先に」と告げてアタック。

前の集団に向かいました。

そして2ndエイド。

ブラウニーとお茶でした。

ぼく「うまうま」

ぼく「次のエイドは弁当か。楽しみだぜ!」

スタッフ「第6グループ行ける方は準備してくださーい」

ぼく「おっしゃ!いくで!」

ここで6Gで出走することにしました。

着実に順位を上げています。

お弁当の選択権は近い。

2ndエイドから3rdエイドまではほぼ平地。

集団から飛び出して前の集団を追いましたが、追いつけず。

単独走行で3rdエイドへ。

ぼく「風よけがないのはツライ」

気づいたら3rdエイドについていました。

体育館にはりんちゃんが。

りんちゃんかわゆい。

こんな女子と隣でソロキャンしたいわー。

そして、弁当のラインナップがこちら!

ぼく「どれも美味そうで、選べなくても文句ねーわ!」

というわけで、特にコレ!って決め手もなくなんとなくおかめ鮨の弁当をチョイス

ぼく「うまいなこれは。」

実際、美味かったです。

昼飯もチャージし、12:05頃に3rdエイドを出発しました。

この先は急ぐ必要もなかったのですが3Gで出走です。

このあと、峠が一つあったな…

と思っていたら来ました。

坂です。

ゼェハァ言いながら登っていたらエース栗原さんが声をかけてくれました。

エース栗原さん「だいぶ順位あげましたね」

ぼく「へ!」

エース栗原さん「たしか一緒にスタートした気がする」

ぼく「あ、はい。」

エース栗原さん「あんまり休憩してない?」

ぼく「そうですね。帰りもあるので。」

会話が噛み合ってない感がすごいありますが、登ってて頭に酸素が回ってない。

とか言い訳を言いましたが、コミュ障の極み!!!です!!!

「帰りは自走して大月まで帰ろうと思っていたのであまりゆっくりしてられないんです」と言いたかったんです。

許しておくれ栗原さん。

その後さっそうと抜き去っていく栗原氏。

ぼく「いや、あんたすげーよ」

なんつーか、地味に長くてキツイ坂でした。

山頂のちょっと手前で自転車を降りて「Ale!!Ale!!!」

って叫ぶ栗原さんに会いました。

※Aleはイタリア語で頑張れの意。ロードレースで応援するときによく用いられる。

栗原さん「あと100m!!」

ぼく「100m!!!」

同じ言葉を繰り返す安定のコミュ力の低さ。

やっとこさ登りきって小休止。

山頂で非公式エイドが会ったので桑茶をいただきました。

濃くて美味しい桑茶でした。

ぼく「うまいな桑茶。」

その後の記憶はほぼありませんが、気づいたら4thエイドについていました。

ここにはポンプが置いてあったのでヒルクライム前に入れとくか!と思い空気を入れようとしたら

ポンプ「5BAR」

ぼく「どうりで乗り心地がコンフォータブルなわけだぜ」

ボンブ「8BAR」

ぼく「これで最後のクライムも行けるぜ!」

4thエイドでは焼き芋とキウイを補給。

ぼく「焼き芋はやっぱりうまいわ。」

そして、ついに最後のクソ坂がやってきました。

坂の手前でスタッフさんがタイム計測の説明をしてくれました。

説明が終わっても前の人がなかなか坂に向かわないので…

ぼく「すみません。もう行ってもいいですか?」

スタッフさん「あ、どうぞ。あそこの車からタイム計測を始めてください。」

みたいなやり取りをしてスタート。

どうやら他の方々は脚を休めていたみたいです。

ぼく「脚が温まってるうちに登らなきゃ。」

というわけでクソ坂登りきりました。はっきり言ってクソでした。

序盤の斜度がキツイので無理して心拍上げると後半持たない気がしたので我慢の前半。

もう、坂がクソすぎて6%の斜度でゆっくりシッティングをして呼吸を整えるみたいな事しているうちに「6%の斜度は休憩時間」クソキャッチコピーが頭の中に湧いてきました。

極限状態は人間にアホなことを考えさせてしまうようです。

最後の300m、ゴールが見えたら楽しくなって謎のアタックを掛けてしまいました。

まぁ、この先上りねーし、ええやろ。的な。

みさき耕舎到着です。

ゆず湯とラフランス。

ラ・フランスが本当に美味しかったのですが、荷物を持って帰れるほどの装備で来ていないのが残念でした。

息も整ったので下り開始。

10kmほどでゴールへ。

この間もほぼ記憶なし。

ほとんど漕いでないし惰性で進んだ感じですね。

そしてゴール。

今日のルートを振り返ろうと思ったら…

ぼく「あ、みさき耕舎で一時中止を解除するの忘れてた」

ショックを隠せないボク「うぐぅ…」

8:20スタート、15:20ゴールなので、グロスで7時間でした。

ぼく「まぁ、いいや。みみほうとう食おう」

ぼく「しみるぅー」

そういえば、受付で温泉券をもらったので、温泉に入ることにしました。

ぼく「温泉券ってまた今度使えるのかな?」

温泉券「本日限り」

ぼく「今日中やんけ」

というわけで

甲府までの自走の途中の温泉に入ることにしました。

バイクラックが置いてあってスバラシイ。

やまなみの湯にしました。

割と色々な種類があっていい湯でした。

じゃっかんぬるいような気もしましたが…

露天風呂は「外が寒いのでもう少し熱めでもいいのでは?」って言う感じの湯加減でした。

まぁ、温まれたので良いのですが。

そんなこんなで甲府まで自走で向かい、輪行して帰宅。

いやぁ、よく眠れそうだ。

※9時にはベッドに沈み込みました。

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