免疫の話

未分類

コロナ、流行っていますね。

新型のウイルスということで、多くの人が抗体を持っておらず、感染者が増えていますね。

感染力も高く、見た目上の致死率も高いため、緊急事態が発令されるに至っています。

1.コロナウイルス

コロナウイルスに感染すると感冒症状(せき、くしゃみ、発熱など)に加えて、

致死的な間質性肺炎(肺胞の周辺の炎症)、肺障害を発症するのが特徴です。

これが、コロナウイルスの危険たる所以ですね。

日本における死亡率は4/13時点で1.4%程度でインフルエンザより高い値となっている。

ただし、PCR検査陽性者を分母としているので感染者で未検査を含めるともう少し下がると思います。

新しい病気なので症例もあまり多くなく、未知数のところが多いですが、

ぼく「ぶっちゃけ、免疫高ければ死ななくね?」

と雑な解釈をしています。

脳筋のはまさにこのこと!!

 

2.肺炎と肺炎球菌 

さて、コロナといえば、肺炎と思っていました。

が、調べてみると実際には肺炎球菌による肺炎とはリスクが違う事がわかりました。

肺炎とは肺に細菌やウイルスが入り込んでかかる病気です。

肺炎の原因の代表例が「肺炎球菌」です。

肺炎球菌は莢膜という膜をもっていて免疫細胞からの攻撃を防いでいます。

肺炎球菌は血管に侵入する可能性がある。

これにより体中に移動しあらゆる炎症を起こす可能性がある超危険な菌なのです。

 

3.ウイルスと戦う免疫たち

そんな、ウイルスと戦う免疫細胞たちを紹介します!

【白血球】

・好中球

白血球の半数以上が好中球。

ウイルスや細菌が来たらやっつけに駆けつける、ソルジャー。

 

・単球(マクロファージ)

多彩な能力を持つ免疫細胞。めちゃめちゃ強い。

病原体を捕食してその情報をヘルパーT細胞に伝えます。

 

・単球(樹状細胞)

マクロファージとほぼ同じ働きをしますが、主に外と接する場所

(皮膚、鼻の中、胃、腸、肺など)にいます。

こちらも病原体の情報をヘルパーT細胞に伝えま。

 

【リンパ球】

・キラーT細胞

ヘルパーT細胞からの指令で病原体を攻撃する。攻撃力極振り戦士。

 

・B細胞

抗体を作って病原菌と戦うリーサル・ウェポン。

ただし、抗体を作るにはヘルパーT細胞からの指令と時間が必要。

 

・ヘルパーT細胞

マクロファージや樹状細胞から入手した病原菌の情報をもとに、

キラーT細胞やB細胞に攻撃の指令を出す。

 

・NK細胞

ウイルスに感染した細胞を細胞ごとぶっ殺す。

他のリンパ球はヘルパーT細胞の指令で攻撃を開始するが、NK細胞は自ら判断して攻撃する。

まさに「生まれながらの殺し屋(ナチュラルキラー)」

がんもやっつけてくれる頼もしいやつである。

 

全部は紹介できないのでつまんで紹介しました。

もっと知りたい人ははたらく細胞 人体のふしぎ図鑑をどうぞ

ちなみに原作「細胞の話」はこちらで読めます

 

4.免疫細胞を活性化させる生活

つまり、「免疫細胞を活性化しておけばコロナが入ってきても勝つる!」

っていうのが脳筋的な思考なわけです。

で、免疫細胞を活性化するのに大切な生活習慣

①運動しろ

②栄養バランスを考えて食え

③ストレスはためるな

④十分な睡眠を取れ

⑤規則正しい生活を送れ

 

そう!これらはすべてトレーニー(筋トレしてる人)の普段の生活です!!

(食事制限と筋トレは同義!筋肉つけたければ食事を管理せよ!)

①→トレーニーが行う筋トレはまさに運動

②→食べることは筋トレすること。PFCだけでなく各種栄養素をバランスよく取るのがトレーニーの嗜み

③→トレーニーは筋トレでストレスを解消する

④→筋合成は睡眠中によく行われる。トレーニーはしっかり睡眠を取る。

⑤→トレーニーはトレーニング、食事や睡眠時間などタイムマネジメントのプロ。

もう、ここまで読んだきみはトレーニーになるしかないな!!!

 

【参考文献】

20200415,日本医事新報社,緊急寄稿(1)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルス学的特徴と感染様式の考察(白木公康)

20200415,厚生労働省,新型コロナウイルス感染症について

20190722,清水茜,編:講談社,「はたらく細胞 人体のふしぎ図鑑」

コメント